2010年2月 のアーカイブ

ココが折り返し地点

2010年2月22日 月曜日

今月一番結婚式が多かった日が終わった。21日。集合写真やスナップ撮影、1ポーズ撮影と、昼から日没までしっかり撮影させてもらった。幸か不幸か昨日20日がMy BirthDayで、今日はあまりの忙しさに新たな1年の出発を噛みしめる余裕もないまま1日が終わった。昭和44年2月20日生まれでA型魚座の41歳。来年のこの日までに、またいくつもの出会いと発見と成長ができると思うと明日が来ることが心底楽しみだ。そうやって歳を重ねていけば「昔が良かったなんて」後ろ向きな言葉は出てこないだろうと思う。せめてそう生きたい。

気がつけば40歳代。若かった頃、自分が見た大人は物知りで、強くて、たくましく見えた、早くあんな大人になりたい、本気でそう思った。でも、自分が大人と呼ばれる歳になると、周りの大人は全然大したことなくて、仕事はしない、自分の都合しか言わなかったり、他人任せだったり、逆に「大人だろ?もっとしっかりしろって」と言いたくなるくらい僕の周りにはくだらない大人がいる。日本の未来が危ぶまれる訳だ。

そんな悲観的な背景とは裏腹に、自分だけは良い大人になれたとおめでたいバカもいるんです(笑)だって何が嬉しいかって、8歳上の兄から「おめでとうメール」が来るようになった事・・・かな。普通の家庭では普通のことだけど、うちではあり得なかったから。お互い歳を取ったからお互い吹っ切れるモノがあったのかも知れない。兄弟が仲良くしていると母が喜ぶ。それが一番の理由だからかも知れない。

30歳代は好き勝手生きた。夢に仕事に全力でぶつかることを誇りにさえ感じていた。でも、残された時間は刻々と過ぎって行った。40歳代になれば、時間は限りある事を知る。体力の衰えもしかり、仕事を始めて10年で、今の自分が夢の何処まで進めたかを計ると、おのずと自分が描いた夢に辿り着くまであと何年必要かがわかる。その時まで五体満足にいられるだろうか。そう考えると、残された時間で出来ることは限られてる。そう思えるのだ。

これは決して悲観的な事ではない。ちゃんと10年しっかり前を見て歩いてきたからそう思えるのだと思う。ちゃんと生きたから、まだ他にやり残している事も見えてくる。好き勝手に生きた10年。母とは年に一度くらいしか会わなかった。気がつけば母も71歳。離れていた10年を取り戻すかのように今からあと何年、同じ時間を過ごせるか解らないから。取り戻せない時を取り戻すかのように。

実家の横にもう一つ家を持っている。今は使ってないが、先日2階にMacを2台入れた。ゴミを全て捨てた。家具も捨てた。電気もガスも引いた。一日でも多く実家の隣で過ごす時間を作れるように、そこで仕事も出来て、一応住める環境作りを始めた。冷蔵庫、その他諸々を購入。今年入ってくる新人達とそこで鉄壁のチームワークを創ろうと思っている。そうやってまた新しい生活スタイルが始まろうとしている。

人はどう生きたっていいし、誰に指図されるいわれなどない。でも、自分の歩いた道の途中で、もしも誰かを傷つけたり、思い出したくもない汚点があっても、ちゃんとそれと向き合い、自分自身で折り合いを付けながらでなきゃ、前に進めなくなる事を知る。つまり、しっかりツケは回ってくるって事。人生折り返し地点に来れば解ることもあるんだなと。

It’s a New York.

2010年2月11日 木曜日

ニューヨークから帰ってきました。

2001年アメリカ同時テロにて計画が頓挫していた目指せニューヨーク。9年ぶりに夢叶った訳でございます。クリエイティブな仕事をされてる方なら、一度は行くべしそう思いました。うまく言葉では言えませんが、やることなすことのスケールがとにかくでかいです。ちょうど円高の影響もあってか安く行けたと思います。

しかし、2月はちょうどオフシーズン。寒い寒い究極に寒い。昼間でもマイナス9℃です。寒さが怒りを通り越して「もう帰る!」とホテルへ引き返す一幕もあったり無かったり・・・まぁ大変な6日間でした。

向こうのテレビでNHKだけは写るのですが、時差があって明日の日本を今日のアメリカは知る・・・と、とても奇妙な現象でした。時差ってほんと不思議です。ちょっくら日本を留守にしている間に、朝青龍が引退になってましたねぇ〜(正確には辞めさせられたみたいですが)日本はなんでそんなに堅物なんだろうって思います。ほんのちっぽけな失敗をみんなで責め立てて、追い出すみたいな。

若貴が去っての相撲はずっと低迷期でした。それを救ったのが朝青龍でした。メディアを賑わし、CMにもテレビにも出て、これほど大きく業界に貢献した力士をあっさりと辞めさせてしまう。出る杭は打たれるのですかやっぱり。それで協会はいったい何を守れたのでしょうか。名誉?秩序?品格?

NYで地下鉄に乗ると、黒人達がiPOD聞きながら歌ってるんです。けっこうご陽気に。ん?あっちでも?あれ?あなたも?みんな歌ってます。街を歩いていても寒いけど背中なんか丸めず、陽気に笑ってます。そうですみんな元気で明るいんです。

不景気になると会社は冒険をしなくなるそうです。利益が出ることだけに特化して、無駄なことに経費をかける事をしなくなるそうです。それでは新しいモノは生まれてきません。他社との差別化を図る決定的な商品は開発できません。もうみんな笑うことすら忘れているんじゃないですか???

こんな時代だからこそ、人も会社も「必要とされるために何が必要か」を考える時なんだと思うのです。面接も同じです。みんな口癖のように同じ事言いますが、就職先が無いんじゃなくて、必要とされていないんです。技術職なら技術を身につける。簡単な事です。とりあえず雇ってもらってから仕事教えてもらうなんて思うから「必要とされない」のです。

機内アナウンスで「おかげさまで、機長は本日還暦を迎えました」とアナウンスしてました。え〜なぁ〜その心地よい緩さが。日本の経営危機な航空会社にはその緩さはない。日本人はまじめだ。とても真面目だ。だから全くオモシロくない。

少しくらいの遊びがあってちょうど良いのかな。
そんな事を気づかされたNYでした。